2年間という短い間でしたが、大変お世話になりました。
同窓会並びにPTAの皆さまからのご支援とご協力に厚く感謝いたします。
そして、何より
素晴らしい生徒と先生方に出会えたことは一生の思い出となりました。
また、教育者としての最後を母校で迎えることができたことは関係諸先輩の賜物と感謝いたします。
本当にありがとうございました。
平成28年4月に着任して以来、社会で愛される人材とは何かを考え続けてきました。
本校の卒業生は粘り強く、何事にも対応できるハイブリッドな能力を持っています。
しかし、
これからのグローバル化した社会を考えるとそれだけでは不十分だと感じています。
これからはコミュニケーション能力の重要性がさらに増すことでしょう。
今まで以上に強力にかつ具体的な計画で、コミュニケーション能力を高めていかなければなりません。
また、
「あいさつ」はできる・できないの問題ではなく、ごく自然に笑顔であいさつを交わせることが必須条件です。
あいさつはコミュニケーションの入口です。
そのうえで、人前で堂々と自分の考えや意見を言える、そして意思を伝えられるようにならなければなりません。
そんな生徒に育ってくれたら、一宮商業高校の未来も明るくなると信じています。
さらに、
一つ付け加えさせてもらえば、これからは英語力も必須条件です。
商業高校生は英語が苦手だという意識は捨てて、商業教育ならではの英語教育があるべきだと考えます。
今後は、商業教育と英語教育は互恵関係を築いてほしいと願っています。
この2年間は、
元気な一宮商業高校となるために、地域貢献も学校づくりの中心として掲げてきました。
その具体的な取組として
1 あいさつ日本一
2 コミュニケーション能力の向上
3 資格取得
を目標としてきました。
私の学校経営は3月31日をもって終わりますが、
一宮商業高校のさらなる成長と発展を心からお祈りいたします。
今後とも一宮商業高校へのご支援をよろしくお願いいたします。