いよいよ学年末考査最終日です。
考査が終わった時は、開放感に満たされるのでしょうね。
でも、
試験のための勉強では何の意味もありません。
何のために勉強するのか、よく考えてほしいものです。
今日の試験科目は、
1年生、「現代社会」 「ビジネス基礎」 「数学Ⅰ」、
2年生、「コミュニケーション英語Ⅱ」 「保健」 「原価計算/プログラミング」です。
さて、
国立青少年教育振興機構の調査によりますと、高校生の勉強について
次のような結果となっています。
(1)勉強がどれくらい好きか
「とても好き」「まあ好き」と回答した者の割合は、
日本 30.5%、米国 31.6%、韓国 32.5%に対して、中国が 75.9%と高い。
(2)平日の宿題を「しない」
日本 11.2%、韓国8.4%、米国 5.1%、中国 2.2%の順となり、
日本が米中韓に比べて高い。
(3)勉強の仕方
日本の高校生が最も多いのは、「試験の前にまとめて勉強する」。
一方、
「自分で整理しながら勉強する」「できるだけ自分で考えようとする」
「教えられたとおりに勉強する」「参考書をたくさん読む」「勉強したものを実際に応用してみる」
「教わったことをほかの方法でもやってみる」の割合が米中韓に比べて低い。
(4)勉強のプレッシャー
日本・韓国・米国・中国の4か国とも、6割以上の高校生が「勉強のプレッシャー」を感じている。その主な原因は、日本では「自分の願望」「勉強の内容が理解できない」、米国では「先生の期待」、中国では「友達との競争」、韓国では「就職状況」「親の期待」がそれぞれ4か国中最も高い。