2017年7月20日木曜日

1学期終業式 H29.7.20

皆さん おはようございます。

今日は、2つのことを話したいと思います。
1 本校の歴史と志田鉀太郎(初代校長)
2 コミュニケーション能力の重要性(あいさつ、3つの能力、英語力)

〇本校では卒業時に、人物及び成績優秀者に「志田賞」を授与していますが
 なぜ「志田賞」っていうか知っていますか。
 それは、本校の初代校長「志田鉀太郎」先生からきています。
 本校は創立92年目ですが、
 「知識偏重ではなく、人間的教養と実学を学ぶ学校」として設立されました。
 また、当時から大学への進学も見据えた指導をしていました。
 
 県議会議員の渡辺脩三氏、一宮町町長の宮重謙輔氏、町議会議員の田中周氏の
 3氏が設立代表者としてご尽力されました。
 
 志田先生は、後に、明治大学の第5代総長としてご活躍されましたが、
 志田先生を慕って、多くの教授も教鞭をとられました。

 その後、校訓「自治・責任・創造」ができました。
 
 自らの責任において、自分のことは自分でやる。
 責任がなければ、自分のことは処理できない。
 この自治・責任をもって行動していれば、積極性や工夫が生まれる。
 これが「創造」です。

 学校には歴史があり、その歴史の中で
 生徒は勉強し人間力を高めています。私たち教師も、生徒と共に
 さらに教育力をつけるべく励んでいます。
 

〇本校では、今コミュニケーション能力の育成に力を注いでいます。
 企業が採用するとき、期待するもの
 ① 協調性
 ② コミュニケーション能力
 ③ 責任感
 ④ 積極性
 ⑤ 職業観・就業意欲
 
 本校では、コミュニケーション能力を次の3つに絞っています。
 ・ 人前で話せる 
 ・ 人の話を正確に聞く
 ・ 場の空気をよみ言動を考える

 コミュニケーション能力には、①挨拶ができる ②英語力も含まれています。

〇コミュニケーション能力を向上させる5つ
 ①.第一印象を良くする(笑顔で「語先後礼」(「分離礼」とも)で挨拶)
 ②.聞き上手になる       
 ③質問上手になる
 ④相手との共通点を見つける
 ⑤盛り上がる話題をもつ  

 毎日の帰りのSHRや授業中の受け答えなどに注意し、
 日頃から考えておく、準備しておくことが大事です。
 コミュニケーション能力の向上は、各自の意識改革から始まります。