森永拓郎著「雇用破壊」に次のような記述があります。
「私は、大学で教えている学生たちに、いつも『夢を持ってはいけない』と言い続けている。『いつかできたらいいな』なんて夢は、絶対に実現しない。持つべきものは、夢ではなく、タスク(課題)だ。やりたいことに向かって、いますぐとりかかり、毎日1ミリでよいから前進する。そうすれば、目標はいつか実現するのだ。」
私は今まで、高校生に「夢を持つように」と言い続けてきました。
また、教育は夢を語ることと信じてきました。
それはこれからも変わりません。
このことを、
私の教えている大学生徒ともに考えてみて、分かったことがありました。
それは、大学生になったら夢ではなく
目標やその実現のための課題に取りかかることが大切であって、夢をみる段階ではないということだろう判断したところです。
しかし、
高校生以下の世代には、夢を語り夢を持たせることは必要だと思います。
そして、その夢の実現のための目標を具体的に持たせることが教育だと信じています。