2017年10月2日月曜日

2年修学旅行結団式 H29.10.2

修学旅行結団式 午前9時00分から体育館にて

皆さんおはようございます。
いよいよ明日から、3泊4日沖縄への修学旅行です。
皆さんにとって修学旅行とはなんですか。
どんな価値があり、目的がありますか。
学校にとっても大切な行事ですが、皆さんにとってはどんな意味があるのでしょう。

費用は10万円プラス消費税です。
企業なら「費用対効果」はあるのか?と、常に見直しと検討がされることでしょう。
ただ漠然と参加するのではなく、自分にとって修学旅行はどのような価値があり、何のために参加し、何を学ぶのかを考えて参加してください。

何事にも、目的と目標があるとおり、学校としての目的は
 ①沖縄の歴史や文化の理解
 ②平和の理解
 ③沖縄自然を体験
 ④公衆道徳やマナー学習
 ④クラスの和
です。ただ遊びに行くだけではありません。
学習の一環ですが、せっかくの機会ですので思いっきり楽しんでください。
団体行動という制約があるものの、各自で目標を設定し、有意義な修学旅行となることを期待します。

私から修学旅行の心構えとして3つお願いがあります。
1 平和について考えてください
 「一見は百聞に如かず」といいます。聞くよりも、見た方が一目瞭然です。
 今の平和があるのは多くの犠牲があったからです。沖縄の歴史と文化、
 そして人々の気持ちに寄り添い、今の自分、今の日本を考えてください。
 今現在、北朝鮮問題で世界が振り回されています。一触即発の状態です。
 今こそ、平和とは何かを真剣に考えてください。

2 自己を見つめる機会としてください
 親元や地元を離れ、遠く沖縄まで行くわけですから、非日常との触れ合う
 良い機会です。千葉県とは違った空気、人、文化を感じてください。
 そして、今までの自分を見つめ、これからの自分を考える機会としてください。

3 愉しんでください
  「たのしむ」という字は2つありますね。「楽しむ」と「愉しむ」です。
 与えられたことに対して楽しむことは「楽しむ」ですが、
 自分自身の気持ちや思いから生まれる楽しい状態は「愉しむ」です。
 「りっしんべん」の「心」がありますね。
 心から楽しむことが「愉しむ」であり、自然と生まれる楽しみを
 素直に感じる状態を指します。
 充実感と満足感を得るためにも、楽しみを見つけ努力することが必要です。
 楽しみは向こうから来てくれません。自分で見つけ、体験することです。
 そこから、また何かが見つかるかもしれません。
 そのために、まず各自が楽しむ気持ちを持ってください。

最後に、一つお願いがあります。
修学旅行を終えて自宅に戻ったら、家族に修学旅行の話をしてください。
どんなお土産よりも嬉しいはずです。
3泊4日159人が団体で行動します。
思い出深い修学旅行とするためにも、私たちも最大限の努力をして安全・安心を第一に心がけますので、生徒の皆さんもその点を考えて、同級生や一般の人たちに迷惑をかけず、
一生の思い出となる修学旅行にしてください。

鈴木学年主任のあいさつ

東武トップツアーズ(株)の坂本氏、渡邉氏